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michianri

Author:michianri
せつない 想い…
つたない ことばたち…
やりきれない 心…

『詩片日記…薔薇園…片想い』

第一章『詩片日記』
surrealiste
 hypochondrie
    ~prologue
       灰川道緒

第二章『薔薇園』
     
       鵜沓 綾

第三章『片想い』

       野川美千夫  

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(c) 片想い…
design by Echizen
photo by mizutama

せつない ラヴレター つたない ことば やりきれない 日々… 


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 その夜、わたしは爪を切っていた。何か考えながら切っていたのか、右手の薬指を深く切りすぎて、そこにお湯が沁みた。だんだん赤くなってもいった。深爪をするとなぜか何かが起きた。なにかのシグナルだった。きっと何かが起こるはずだと感じた。
 わたしはなかなか寝付けなかった。ベッドの上でブログの更新をして、ようやく三時頃眠りについた。
 夢を見た。彼女と、彼女の車でドライブをした。向こうに大きなお屋敷があった。総二階建てで、屋根のところどころに槍のように突き出た煙突が見えた。車が角を曲がると、美しい薔薇園だった。車で次々と薔薇の茂みをくぐり、くぐってもくぐっても薔薇のアーチと薔薇の垣根が続いた…ああ、綺麗!彼女が手を差しのべて言った。わたしもライを膝にのせて、うっとりと薔薇の香りを楽しんだ。窓から手を出すと、薔薇の棘がわたしの手のひらを引っ掻いた。それでも手を出し続けていると、こんどは腕を裂かれた。みるみる血がしたたり、後ろに飛ばされていった。わたしはそれをじっと見ていた…急に車が止まった。運転席がつぶれて、彼女の姿はなかった。あの巨木が倒れていた。車を半分つぶして、彼女をどこか見えないところに沈めてしまった…クラクションが鳴り止まなかった…

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